全館空調の4つのメリットと5つのデメリット

作成:2020年1月
全館空調とはオフィス・商業施設・公共施設などでおなじみの建物をまるごと空調してしまうアレです。フロアを移動してもトイレに行っても快適な室温に保たれています。
それが住宅でもシェアを伸ばしています。

全館空調のメリット


メリットをざっくりいうと「快適」に尽きそうです。

1.家中、夏は涼しく冬は暖かい


基本的には24時間稼働させるのでいつでもどこでも快適な室温になっています。これに冬季のよりヒートショックの事故も防げるでしょう。さらに、暑くてやる気がおきない、布団やコタツから出られないなどの無駄な時間が大幅に減るので、家事や勉強などの生産性も向上するはずです。

2.吹き抜けの間取りも自由自在


間取りと空調の関係は密接です。吹き抜けや大空間が欲しければ全館空調が最適です。温度差が少ないので大胆な間取りも可能です。

3.インテリア・外観がすっきり


部屋ごとにエアコンを設置しないのでインテリアの邪魔をしません。室外機も1箇所なので外観を損なうことも最小限で済みそうです。

4.室内干しでも洗濯物が乾く


洗面室でも個室でも常に空調がされているので洗濯物がすぐに乾きます。特に梅雨の季節や冬場は重宝するでしょう。

全館空調のデメリット


やはり、お金の問題はあるようです。

1.温度変更に時間がかかる


基本的には一定の温度を維持していますので温度変更はほとんど必要ないと思いますが、外が寒かったり暑かったりすると体感温度は変化します。少し温度を上げたり下げたりしても吹出口は変わると思いますが、部屋全体の温度が変わるのは時間がかかります。

2.初期投資がかかる


個人でも手の届く範囲になったとはいえ、やはり、200万円~300万円程度の初期費用が掛かってしまいます。ただ、新築の場合は住宅ローンに組み込まれるので、極端な負担にはならないでしょう。

3.音漏れがある


全館空調の仕組みにもよると思いますが、ドアに空気の通り道を作る場合、数センチの隙間(アンダーカット)ができるので、ここから音漏れがあるようです。

4.電気代が高い


個別にエアコンを24時間稼働させる場合と比較すると「割安」ではあるかもしれませんが、口コミをみてみると単純な金額では高くなる傾向にあるようです。

5.メンテンテナンス費用がかかる


フィルターの交換や定期点検で数万円の出費があります。

商品


基本的な考え方はどこも同じですが、少しずつ特徴が違う商品が出ています。

パナソニックホームズ「エアロハス」
住宅用全館空調システムで初めて省エネ大賞を受賞しました(2019年度)。
部屋ごとに温度の微調整ができます(±2度)
地熱の活用で省エネを実現しています。

セキスイハイム「快適エアリー」
床下から伝わる暖かさと、床面の吹き出し口から出てくる暖気で足元から暖かい。
夏はここから涼しい風が入ってきます。

三井ホーム「スマートブリーズ」
冷房、暖房、加湿、除湿、換気、空気清浄、脱臭の7役を担います。
また、太陽光発電と組み合わせる事で空調費の収支をゼロを目指します。

三菱地所ホーム 全館空調システム「エアロテック」
各部屋へのダクトと1台の室内機、2台の室外機で構成されています。
リフォームで、住んでいる家に全館空調がつけられます。
現在の住宅を診断して、高気密高断熱住宅ならば部分的な工事で、断熱・気密が低い場合には壁の解体工事が必要になります。

住友林業「エアドリーム ハイブリッド」
「熱交換換気」で省エネを実現。

ヒノキヤグループ「Z空調」
フロアごとに温度設定が可能です。
また、季節に合わせて風向きが調整できます。例えば、冬は足元から夏は頭上から。

デンソーソリューション「パラディア」
室内機を置く場所を、屋根裏または床置きから選べます。
換気の方法も2種類あります。

一条工務店「全館床暖房」
住宅全部の床を床暖房にするシステムです。
全館空調といえども、暖房は天井近くは暖かく、床は冷たい傾向にあります。
これを解消するために床暖房を全体に敷き詰めました。
ただし、夏場は個別のエアコンが必要になりますので、これは「全館空調」ではありません。



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